小雀の季節





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嗚呼~
今年も小雀の落ちる季節がやって来てしまった・・・。
オソラク、飛行訓練の最中に落下してしまったのだろう。
しきりに親鳥が誘おうとするが、
如何せん、地上には悪ガキどものギャラリーが・・・滝汗。

「人間の匂いが赤ちゃんについたら、お母さん鳥が迎えに来れんなるけん、触るなよ・・・」
やさしく息子がちびどもに説いている。

「うんわかった!!」
と返事をしたすぐ側から、小雀を取り囲むちびっ子ギャング(苦笑)

あわれな小雀の前途多難!
果たして、その運命やいかに!




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ちびっ子ギャングの母たち(同アパートのちょっと若いお母さんたち)は、雀が触れないと騒いでいる。
ちょうど通りかかった息子を呼び止めて、ベランダに落ちた雀を捕獲して欲しい・・と依頼したもよう。
外の騒動に無視を決め込んでいた親方ではあるが、案の定呼び出しを食らってしまう(笑)
「またか!」と舌打ちをしながらも、ご近所づきあいの手前、出ていかないわけにもいかず、
玄関のドアを開ける瞬間に「面倒見の良いオバサン顔」に変身。
いかにも心配げな表情に気を配りながら、現場に駆けつける。

心配なのはわかる。
実際 私も心配だ。
出来ることなら、助けてやりたいとも思う。

でも、人間が触ってしまうことで 親鳥が育児放棄してしまうことのほうが可哀相な結果になることを知っている。

「もし、この子を本気で助けたいのなら・・」

昔から虫採りなんて大嫌いだった。
虫が恐いとか嫌いだ・・とかいうのではない。
狭いカゴのなかに閉じこめていずれは死んでしまう虫の気持ちを考えると胸がつぶれる思いだった。
触れないのではなくて、触らなかったのだ。

なんだかうまく言えないのだけれど、小雀をみながら、そんな遠い昔の感情がわき出してきて、切ない気持ちでいっぱいになる。


1時間後、どうしても気になって、雀を放置してきた場所を覗くと、小雀の姿はもうなかった。
きっと、お母さんが迎えにきてくれたんだと思うことにしよう。

去年の日記
小雀物語
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by 4seasons-kurumi | 2007-07-05 18:52 | わんこ にゃんこ
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