人気ブログランキング | 話題のタグを見る
豆本のための蔵書票

豆本のための蔵書票_e0041500_18141536.jpg

本の手帳の原稿依頼の中に、豆本のための蔵書票を・・というのがあり、挑戦してみる。
あまりに小さいので コントラストの掴みにくいゴム版を断念して、消しゴム版を採用。
色刷りもしてみた。
薄い色の版から順に重ねる。
この場合、基本になる輪郭線を先に捺したいところだが、和紙だとインクの吸収が良いので
色を重ねて行くうちに、輪郭線がぼやけてしまうのだ。
大きい版ではかなり精密さを問われる作業も、僅か1.2㎝角のミニミニサイズの版である。
捺すときの癖(手の向き)に気を配れば、あっと言う間に多色刷りが完成する。
少々のズレも味のうちやしね^^

捺してある紙は、豆本を作るときにでた切り落としの紙。
2㎝幅くらいの紙の束を、何かに使えるだろう・・と保存しておいたのだ。
で・・・こうして何かに使うわけ(笑)
ハサミを使うのも色気がないし、チマチマカッターを使う気にもならない。

結局、ちぎった(爆笑)←B型蠍座の女



豆本のための蔵書票_e0041500_18143174.jpg

写真にすると、大きさのイメージが分かりにくいのだが、一緒に写り込んでいるペン先は
ごく普通の大きさの物。
う~~ん、もう一つ比較するとしたら、爪の大きさ。
私の手の爪で言うと、中指くらいかなぁ~~
因みに、指は太いが、爪は普通サイズであるという言い訳も付け加えておこう。

*「Une fleur et un papillon」は蔵書票というものを初めて製作したときの処女作の複製。
なんと下絵を30%に縮小してミニ版にした。
by 4seasons-kurumi | 2008-04-17 18:39 | 豆本
<< 紅い花 アンノジョウ…。 >>