空白の5分


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やや高揚した気持ちを飲み込もうと 大きく・深呼吸を一度。
玄関チャイムを控えめに鳴らしながら バタバタと近づいてくるはずの足音を待っている。
もう、まもなく、玄関の2重ロックがガチャリ、ガチャリ!と音をたて 開くはずだと 息を潜めて立っているのだが。


只今の時刻pm11:23。

シンデレラならぬシンデレラおばさんは2度目のチャイムに指を伸ばした。

「・・・・・・・・・・・・」

おや? おかしい、反応がない!

約20年ぶりの同窓会に出席し、懐かしい友と再開を喜びあったのは今夕のこと。
ハイテンションのまま二次会へなだれ込み 歌い手の声に負けじ!と 声を張り上げてしゃべり倒したのが11:00(そりゃぁ、もうすごい騒ぎだった笑)
帰りのタクシーの中で、あと少しで自宅に着くからとダーリンに電話をいれたのは つい5分ほど前のことだった。


夜中のチャイムというのは ケッコウ響くので連打は避けたい。
が、その後、何度か間隔をあけて押してみるも  一向に音沙汰なし!
携帯で自宅電話のベルを鳴らす。
留守電に呼びかけてみる。
ベランダの周りをぐるぐる回って 鍵の開いている窓を物色する(滝汗)
くっそ~!!と思いながらも、鍵を持ってでなかった私も悪いと心を静めてみたりもする。(珍しく謙虚)

確かにリビングの電気はついていて クーラーの室外機からは熱風が吹き出しているというのに 家の中からは コトリとも音がしないのである。
因みに息子はキャンプで不在。

*****15分経過。****

やがて 鬼嫁のイライラは不吉な妄想へと変化していく。

「もしかして心臓麻痺で?」(救急車を呼ばなくちゃ!)
「もしかして強盗に縛られて?」(サザエさんの見過ぎ!)
空白の5分の間にイッタイ何が起こったというのか!!!(火曜サスペンス劇場の)


「よし!もうベランダをよじ登るしかない!」と決意したその瞬間、握りしめていた携帯のバイブが作動。

「あゴメン、ゴメン、お風呂入っとったけん」とダーリンの何とも間延びした声。


「はぁっ!!!(唐獅子牡丹のテーマで)
沸き上がる怒りはこの時点で頂点に達し
速攻で玄関に滑り込み、ドアが完全に閉まったのを確認した1秒後



鬼嫁!  


@@@@@@  噴火っ  @@@@@@@@
by 4seasons-kurumi | 2006-08-13 03:04 | 家族
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